痒疹について

痒疹は強い痒みを伴う丘疹（皮膚のもりあがり）が多数できる病気です。
掻きやすい四肢（腕・脚）に生じやすく、掻き壊すことで範囲が拡大します。眠りに支障がでるなど強いかゆみに悩まされることも...

かぶれ（接触皮膚炎）について

かぶれとは湿疹の一種で、「接触皮膚炎」と呼ばれます。
一度、何かに触れてかぶれを起こした場合は、次回からその物への接触に注意する必要があります。赤み、ブツブツ、水ぶくれといった症状にかゆ...

虫刺され（虫刺症）につ いて

虫刺され（虫刺症）とは、虫が人を刺したり咬んだりすることによって皮膚に症状がでることをいいます。
痒みや赤み、プツプツ、水ぶくれ、痛みなどの症状を伴います。原因となった虫が分からないこと...

しもやけ（凍瘡）について

しもやけ（凍瘡）は冷えによって血液循環が悪くなり、組織が炎症を起こす病気です。
皮膚が赤く腫れたり、熱をもったりします。手足の指先、耳など細い血管が集まる体の末端部によくみられます。

薬疹について

薬を内服したり注射したりすることにより生じる発疹のことです。
皮膚に赤み、赤みのある盛り上がり（膨疹）、かゆみという症状が多く、稀に口腔内などに赤みを伴うときもあります。

白斑について

白斑は皮膚が白く抜ける病気です。
色素を作る細胞（メラノサイト）が何らかの原因で減少または消失し、皮膚が白くなります。かゆみなどの自覚症状はほとんどありません。

円形脱毛症について

突然髪の毛が抜ける病気で、性別や年齢を問わず、子どもでも発症します。
脱毛の個数と範囲の広さで重症度が判定されます。免疫が異常に働くことで起こる「自己免疫性疾患」の一つといわれるようにな...

多汗症について

多汗症には全身に汗が増加する全身性多汗症と体の一部に汗が増える局所多汗症があります。
原発性局所多汗症では手のひら、足のうらや脇という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。

類天疱瘡について

全身のあちこちに痒みを伴う赤みと破れにくい水ぶくれとびらんがみられます。
表皮基底膜に対する自己抗体によって引き起こされる一連の自己免疫性水疱症で、60歳以上、特に70～90歳代の高齢者...

掌蹠膿疱症について

手のひら、足の裏にカサカサ、小さな水ぶくれ、膿をもったプツプツができる病気です。爪の変形が起こることもあります。
症状を悪化させる因子に、喫煙・扁桃炎・歯周炎・金属アレルギーなどが知られ...