皮膚癌（皮膚悪性腫瘍）とは

皮膚のがんは悪性黒色腫（メラノーマ）、基底細胞癌、有棘（ゆうきょく）細胞癌ボーエン病、ページェット病などがあります。
悪性黒色腫は「ほくろのがん」と言われる悪性度の高い皮膚がんであるため、確実な診断と治療が必要です。ほくろからがんになることは基本的に「ない」と言われていますが、出来初めがほくろと似ているのでダーモスコピー検査などでの鑑別が必要です。
基底細胞癌は表皮などの基底細胞に似た細胞から生じた皮膚がんです。高齢者の顔面に生じることが多いです。見た目にはほくろと見分けが難しいこともあります。
有棘細胞癌は表皮の中のケラチノサイトという部分から生じた皮膚がんです。ボーエン病は表皮内に限局された癌で、湿疹に見えることもあります。

治療方法

まずは、診断をおこなうためにダーモスコピー検査や皮膚生検をおこないます。
ダーモスコピー検査は当日簡単におこなえますが、正確な診断結果にはなりません。悪性腫瘍が疑わしいときは皮膚生検という検査をおこないます。皮膚がんなどの診断が確定されたときは、医療設備が整った病院へご紹介しております。

手術について