水いぼ(伝染性軟属腫)とは
水いぼはポックスウイルスによる感染症です。
集団生活や水遊び、タオルの共有などで肌と肌がこすれあい感染する可能性が高いと言われています。14〜50日の潜伏期間を経て、直径数mmの表面がツルツルした光沢のある盛り上がりとなって皮膚に現れます。痛みやかゆみはありませんが、炎症を起こすと、かゆみやヒリヒリを感じることがあります。
このウイルスに対する免疫を獲得すれば自然に治りますが、数か月~数年の期間を要すると言われています。期間の個人差が大きく、いつ治るかを予測することは難しいです。
主な症状
- プツプツ
治療方法
当院ではペースト状にした硝酸銀を水いぼに塗る治療をおこなっています。
1~2週間に一度の通院が必要です。処置の3~4時間後にご自宅のシャワーで洗い流していただきたいので、お時間に余裕をもってご来院ください。
水イボの処置を週に2回以上おこなうことは認められておりませんのでご来院の際はご注意ください。
大きな水いぼには外用貼付薬や冷凍凝固療法をおこなうこともあります。日頃の保湿ケアは水いぼの予防にも役立ちます。すでに水いぼに感染している場合でも、普段からの保湿ケアをおこなっていきましょう。
主な治療方法
【外用】
- 保湿
- イソジン消毒液
- 外用貼付薬
【その他】
- 硝酸銀ペースト
- 冷凍凝固療法
よくあるご質問
プールの水では感染しません。
しかし、タオル・浮輪・ビート板などを介して感染することもあります。水いぼがある部分をラッシュガードなどで覆っていただければ問題ありません。
ただし施設の基準が異なる場合もあるため、利用する施設にもご確認をお願いしています。
しかし、タオル・浮輪・ビート板などを介して感染することもあります。水いぼがある部分をラッシュガードなどで覆っていただければ問題ありません。
ただし施設の基準が異なる場合もあるため、利用する施設にもご確認をお願いしています。
申し訳ございません。当院ではピンセットによる摘除をおこなっておりません。