巻き爪(陥入爪)とは
爪が内側に巻き込んでしまうことによって起こります。足の親指に起こることが多いです。
原因としては深爪にしてしまったり、靴などによる圧迫、運動不足、足の変形などがあげられます。
巻き爪の先が皮膚にくい込んで出血や炎症を起こす陥入爪になってしまうことがあります。
主な症状
- 巻き爪
- 痛み
- 赤み
- 腫れ
治療方法
爪を正しく切ることが大切です。まずは爪の切り方を指導します。
炎症を起こしているときは抗生剤の外用や内服治療をおこないます。肉芽を形成しているときは液体窒素を併用し治療し、炎症がある程度落ち着いたら爪を伸ばすためにテーピングのケア方法をご説明いたします。
難治で痛みが持続する巻き爪には、ワイヤー挿入を検討します。ワイヤーが元に戻ろうとする力を利用して、一時的に爪の湾曲を矯正する方法です。こちらは自費診療になりますのでご希望の方は診察にてご相談ください。
主な治療方法
【外用】
- 抗菌剤
【内服】
- 抗生剤
- 鎮痛剤
【その他】
- 液体窒素
- テーピング
- ワイヤー挿入(自費診療)
よくあるご質問
炎症の程度にもよりますが、落ち着くまではシャワー浴をおすすめしています。
炎症の程度にもよりますが、痛みが強いときは控えるようおすすめしています。