いぼ(脂漏性角化症)について

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いぼ(脂漏性角化症)とは

 

 

 

脂漏性角化症は年齢とともに増えていくため老人性のイボとも呼ばれています。
顔に発生しやすく、平らなシミが盛り上がって脂漏性角化症になることもあるため、紫外線の影響もあると言われています。20代など若い人でもこめかみや、首を中心に小型の脂漏性角化症がみられることもあります。紫外線の影響を受けにくい体にも年齢とともに出現し、数が増えてくることもあります。1~5mmの大きさのものが多いですが、なかには1cmを超える大きなものもあります。
指や衣類などがいぼにあたって出血したり、炎症を起こして赤みやかゆみを感じることがあります。

 

主な症状

  • 褐色~黒色の盛り上がったできもの
  • 褐色~黒色の盛り上がったできもの

 

 

 

治療方法

 

 

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いぼの色や表面によっては、しみ、ほくろ(母斑)と皮膚がん(悪性腫瘍)との見分けが難しいことがあります。ダーモスコピー検査や場合によっては皮膚生検などで皮膚の状態を詳しく調べます。
脂漏性角化症は良性腫瘍のため途中で悪性になることはないと言われていますが、自然に治るものではありません。
内服薬や外用薬では治療が難しく、刺激やかゆみなどの不快感、美容上の理由から治療を希望される場合、まずは液体窒素で治療をしていきます。一度の処置で改善することはまれで、複数回の通院が必要です。治療後の色素沈着が目立つこともあるので、治療期間中は保湿と遮光の徹底をお勧めしています。

 

主な治療方法

【その他】

  • 液体窒素
  • ダーモスコピー検査

 

 

 

よくあるご質問

 

 

液体窒素は保険内での治療が可能です。
ただし色素沈着などのリスクもあるため、一度に処置ができる個数は症状を見ながら調整していきます。
盛り上がりをとる治療になるので色味は多少残ることもあります。色素沈着で濃くならないためにも普段からの遮光をお勧めしています。